西宮市「宮水学園」マスター講座 手塚治虫が描いた現代、過去、未来

手塚治虫が描いた現代、過去、未来

2019年度「宮水学園」マスター講座(前期)パンフレット(PDF:2,223KB)

1.講師
田浦 紀子氏【手塚治虫研究家、「虫マップ」主宰】

2.内容
没後30年を迎えた漫画家・手塚治虫が、代表作『鉄腕アトム』で描いた未来に、今、私たちは生きています。手塚治虫は、兵庫県宝塚市で多感な少年時代を過ごしました。自然豊かな森で昆虫採集に勤しむ一方で、都会的でモダンな雰囲気にも触れ、その経験は後の手塚漫画に大きな影響を与えました。『鉄腕アトム』に描かれた未来社会、『ブラック・ジャック』に描かれた医療の限界、『火の鳥』に描かれた死生観、『アドルフに告ぐ』や『紙の砦』に描かれた戦争体験など、作品に込められたメッセージや、手塚治虫の人物像を作品から読み解きます。

3.時間・曜日
14時~15時30分(すべて金曜日)

4.会場
西宮市民会館 中会議室501
住所:〒662-0918 兵庫県西宮市六湛寺町10-11
(阪神「西宮駅」市役所口から北へ徒歩1分 JR「西宮駅」から南西へ徒歩9分)

内容・日程の詳細は下表のとおりです。

テーマ一覧

第1回 5月10日 手塚治虫の人物像と作品群

第2回 5月17日 手塚治虫が描いた人間とロボット 「鉄腕アトム」「火の鳥」

第3回 5月24日 手塚治虫が描いた戦争(1) 「紙の砦」「ゴッドファーザーの息子」「ゼフィルス」

第4回 6月14日 手塚治虫の死生観 「火の鳥」

第5回 7月5日 手塚治虫の宗教観 「ブッダ」

第6回 8月2日 手塚治虫が描いた医療 「ブラック・ジャック」

第7回 8月23日 手塚治虫が描いた戦争(2) 「アドルフに告ぐ」

第8回 8月30日 手塚治虫の歴史観 「陽だまりの樹」

第9回 9月20日 手塚治虫の音楽観 「ルードウィヒ・B」「野ばらよいつ歌う」「虹のプレリュード」

第10回 9月27日 手塚治虫が遺作に込めた思い 「ネオ・ファウスト」「青いブリンク」