阪神電鉄神戸三宮駅

登場手塚作品:『アドルフに告ぐ』(1983~1985)

「ヤツは阪神電車の地下線へ逃げ込んだッ 岩屋の出口を固めて待ち伏せろッ」

阪神電鉄神戸三宮駅は、赤羽警部に追われた峠草平が、改札を越えて線路に飛び降り疾走して逃げ回るシーンの舞台である。

『アドルフに告ぐ』第7章 阪神電鉄の地下鉄に逃げ込む峠草平。 ©手塚プロダクション

昭和8(1933)年、岩屋から三宮までの地下線が開業。当時は[神戸駅]と称していたが、昭和11年、元町に延伸した際に[三宮駅]と改称。2014年には阪急に続いて[神戸三宮駅]となった。現在は2番線ホームのみ開業当初の形状となっている。1番ホームには、竣工当時のタイルや写真など、歴史をしめす展示コーナーがある。

竣工当時の柱、タイル、写真など歴史を示す展示コーナー。