登場手塚作品: 『マアチャンの日記帳』(1946)
手塚治虫は昭和21(1946) 年正月よりスターとした四コマ漫画『マアチャンの日記帳』でデビュー。連載は当初1ヶ月の予定が3ヶ月に延長され、好評を博した。本作が掲載されたのが毎日新聞社発行の『少国民新聞』(のちの『毎日小学生新聞関西版』)であった。大阪大学医学部附属医学専門部在学中であった手塚は当時中之島にあった同大学への通学途中に、この毎日新聞本社に原稿を届けていた。
現在、同地には堂島アバンザが建っており、毎日新聞大阪本社堂島社屋の正面玄関部がモニュメントとして復元保存されている。